三輪車とキックバイク選ぶならどっち?へんしんバイクで両方楽しむ?
子どもが歩き始めると、三輪車やキックバイクといった乗り物のことを考える親は多いとおもいます。
僕が子供のころは三輪車しかありませんでしたが、今ではストライダーをはじめとするキックバイクで遊ぶ子どもは、かなり多いですよね。
そのため、三輪車とキックバイクのどっちが自分の子どもに合っているのか、迷っているママやパパは多いと思います。
どっちを選ぶかは、何を重視するかや子どもの体格・性格によって変わってきます。
この記事では、6つの項目で三輪車とキックバイクを比較し、それぞれのケースでどちらがおすすめか解説していきます。
また、三輪車とキックバイクのメリット・デメリットや、それぞれどんな子どもに合ってるのかも解説していきます。
✓ 三輪車とキックバイクの色んな視点での比較を知りたい人
✓ 三輪車がおすすめの子どもはどんな子か知りたい人
✓ キックバイクがおすすめの子どもはどんな子か知りたい人
三輪車とキックバイクは、明確にどっちが良い悪いはありません。
何を重視するかでどっちが良いかが変わってきますので、この記事を参考にしていただければと思います。
目次
三輪車とキックバイクを6つの項目で比較
①少しでも早く遊ばせたいならキックバイクより三輪車
三輪車とキックバイクの対象年齢で比較した場合、0歳や1歳から乗れるのは三輪車の方が多いです。
キックバイクのほとんどは、対象年齢が1歳半〜2歳からとなっています。
そのため、少しでも早く乗り物に触れさせたい場合は、三輪車の方がおすすめです。
手押し棒やステップがついている三輪車なら、ベビーカーの代わりとしても使うこともできます。
②少しでも長く遊ばせたいなら三輪車よりキックバイク
三輪車は早くから遊ぶことができますが、乗れなくなってしまうのも早い乗り物です。
三輪車はサドルの高さ調整が出来ないものが多く、体が大きくなるとハンドルに足が引っかかり、ペダルがこぎにくくなってしまいます。
キックバイクなら基本的にはサドルの高さは調整できるので、体の成長に合わせて乗り心地を調整することができます。
そのため、少しでも子どもに長く遊んでもらいたいなら、キックバイクがおすすめです。
③体幹を鍛えるならキックバイクより三輪車
三輪車とキックバイクは、どちらも体幹を鍛えることができます。
前に進むためには、三輪車は自分の足でペダルをこぐ必要があり、キックバイクは自分の足で地面を蹴る必要があります。
三輪車の場合は、足だけではなく腹筋や背筋も使いながら体全体のバランスを取り、ペダルをこがなければいけません。
そのため、三輪車の方がより体幹が鍛えられます。
体幹が鍛えられると、速く走れるようになったり、姿勢が良くなったりするメリットがあります。
④バランス感覚を身につけるなら三輪車よりキックバイク
体幹重視なら三輪車ですが、バランス感覚を重視するならキックバイクの方をおすすめします。
子どもはキックバイクに慣れてくると、だんだん地面から脚を離す時間が長くなり、バランスを取るようになります。
これによりバランス感覚が身につき、自転車への移行がスムーズになります。
バランス感覚は12歳以降は成長しないと言われていますので、小さいうちからキックバイクでバランス感覚を身につけておく、というのも一つの考え方だと思います。
⑤安全面を重視するならキックバイクより三輪車
三輪車には手押し棒が付いているタイプが多く、親が操作できるため安心できますね。
さらに、三輪車はキックバイクに比べ、スピードが出にくく転倒もしにくい乗り物です。
お住まいの環境によっては、車の交通量が多かったり、坂道が多かったりする場合もあると思います。
少しでも安全な乗り物が良いと考えている人には、キックバイクよりも三輪車がおすすめです。
⑥子どもの扱いやすさを重視するなら三輪車よりキックバイク
小さい子どもは、重たいものが苦手だったり扱いづらかったりします。
キックバイクは三輪車に比べシンプルな設計で、子どもにとって軽くて扱いやすい乗り物です。
しかも、何度も転倒しても問題ないよう丈夫に作られています。
体の小さな子や女の子でも、一人で持ち運べる重さのキックバイクもありますよ。
続いて、三輪車とキックバイクのメリット・デメリットをまとめてみましたので、見ていきましょう。
三輪車はどんな子どもにおすすめ?
三輪車のメリットは?
- ベビーカー代わりになる
⇒手押し棒やステップがあればベビーカーとしても使える - 体幹が鍛えられる
⇒足だけではなく腹筋や背筋も使うため、キックバイクより鍛えられる - スピードが出にくく安全に楽しめる
⇒ペダルをこいだ分だけ進む構造のため、キックバイクよりスピードが出ない
三輪車にペダルをこぐという構造は、子どもと親のどちらにもメリットがあります。
ペダルをこぐという動作は、体幹が鍛えられるなど子どもの発育に良い運動です。
さらに、ペダルはこいだ分しか進まないため、スピードが出にくいといった親にとっても安心出来る面もあります。
また、モデルによってはベビーカーの代わりとしても使うことができるのも、三輪車の魅力の一つです。
三輪車のデメリットは?
- 持ち運びにくく重い
⇒折りたためるものもあるが、キックバイクより重く持ち運びにくい - ペダルをこぐ動作が意外と難しい
⇒思ったように進まなないと飽きてしまう場合も
キックバイクと比較すると、三輪車は持ち運びしにくく、重さもあります。
折りたためるモデルもありますが、子どもにとっては持ち運びしにくい乗り物です。
また、ペダルをこぐ動作がデメリットになる場合もあります。
ペダルをこぐことが難しく、上手にこげないとすぐ飽きてしまう子どももいます。
三輪車はマイペースで慎重な子どもにおすすめ
初めての乗り物は、乗って楽しむことを優先させてあげることが大切です。
キックバイクは不安定な二輪車のため、慣れないうちに怖がって遊ばなくなってしまう子どももいます。
三輪車であれば、スピードも出にくく転倒もしにくいため、慎重な子や怖がりな子には三輪車がおすすめです。
別の記事でおすすめの三輪車を紹介していますので、気になる方は合わせて読んでみてくださいね。
キックバイクはどんな子どもにおすすめ?
キックバイクのメリットは?
- 長く遊べる
⇒ペダルが無くサドルの高さ調整ができる分、三輪車よりも長く使える - バランス感覚が身に付く
⇒三輪車よりもバランス感覚が鍛えられ、自転車への移行がスムーズに - 軽くて丈夫で扱いやすい
⇒三輪車と比べ子どもが扱いやすいシンプルな設計
キックバイクはバランスバイクとも言われますが、バランス感覚が身につきやすい乗り物です。
足を地面から離してバランスを取る遊びをすることで、補助輪なしの自転車への移行が早くなります。
キックバイクの効果で、子どもの自転車デビューの年齢が下がってきているという調査結果もありますよ。
参考)【自転車に関する調査結果ご報告】子どもの自転車デビューの年齢が平均年齢5.7歳→4.9歳に
キックバイクのデメリットは?
- 公道を走ることができない
⇒ブレーキやペダルが無いため、基本的には公道での使用は禁止 - スピードが出やすい
⇒三輪車と比べスピードが出てしまう乗り物
キックバイクは基本的にブレーキやペダルが無いため、公道で遊ぶのはとても危険です。
スピードも出やすいため、人や自転車に衝突して大きな事故につながる可能性もあります。
公道での使用禁止はもちろん、キックバイクに乗るときは必ずヘルメットやプロテクターを着用しましょう。
キックバイクは活発で行動範囲の広い子どもにおすすめ
キックバイクは、体重移動をうまく使ったバランス感覚だけではなく、反射神経も必要な乗り物です。
三輪車と比べ、子どもにとって「ちょうどいい難しさ」であり、運動能力をバランスよく鍛えることができます。
そのため、普段から体を動かすことが好きで、活発に外で遊ぶ子にはキックバイクがおすすめです。
別の記事でおすすめのキックバイクを紹介していますので、気になる方は合わせて読んでみてくださいね。
三輪車とキックバイクどっちも!という人は、へんしんバイクがおすすめ
ここまで三輪車とキックバイクを比較してきましたが、まだどちらが良いか迷っているママやパパもいると思います。
どっちもメリット・デメリットがあり、どっちも子どもにとって必要な要素を持っている乗り物です。
理想的には、三輪車→キックバイク→自転車の流れですが、コストや収納場所を考えると、どっちかにしたいと考える人は多いと思います。
そこでおすすめしたいのが、へんしんバイク(二輪車にも変形する三輪車)です。
子どもの年齢や成長に応じて、簡単に三輪車⇄二輪車(キックバイク)に変形することができ、長く使うことができます。
benebene(ベネベネ)
BEN TRIKE M700
注目ポイント | 詳細 |
---|---|
対象年齢 | 2歳半〜5歳 |
手押し棒 | あり 舵取り×/着脱〇/高さ調節〇 |
ペダル | 着脱〇/無効〇 |
便利機能 | 折りたたみ〇/ステップ〇/ブレーキ× ※ステップはペダルを無効にして代用可 |
安全性 | シートベルト×/転落防止× |
ペダルの着脱ができるため、小さいうちは三輪車として、大きくなってくると小さめの自転車として長く使うことができます。
バランスバイクとしても使えるので、小学校入学前くらいまでは使えそうですね。
besrey(ベスレイ)
5in1 変身バイク
注目ポイント | 詳細 |
---|---|
対象年齢 | 1歳〜4歳 |
手押し棒 | なし |
ペダル | 着脱〇/無効× |
便利機能 | 折りたたみ〇/ステップ×/ブレーキ× |
安全性 | シートベルト×/転落防止× |
工具なしで5パターンの変形が可能です。
ハンドルは前後に角度を変えることができ、サドルも高さ調整も可能です。
カラー展開も豊富なので、男の子でも女の子でも選ぶことができますよ。
BTM
5in1 三輪車
注目ポイント | 詳細 |
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対象年齢 | 1歳〜5歳 |
手押し棒 | あり 舵取り○/着脱〇/高さ調節〇 |
ペダル | 着脱〇/無効× |
便利機能 | 折りたたみ×/ステップ○/ブレーキ× ※ステップはペダルを取り外して 専用位置に取り付ける |
安全性 | シートベルト○/転落防止× |
年齢に応じて5通りの使い方ができる三輪車です。
折りたたみができませんが、機能が充実しており長く使えるため人気です。価格もお手頃です。
楽天やYAHOO!の三輪車ランキングで上位の人気三輪車です。
GLOBBER(グロッバー)
エクスプローラー トライク 3in1
注目ポイント | 詳細 |
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対象年齢 | 1歳半〜5歳 |
手押し棒 | あり 舵取り○/着脱〇/高さ調節〇 |
ペダル | 着脱〇/無効× |
便利機能 | 折りたたみ○/ステップ○/ブレーキ○ ※ブレーキはフットブレーキのみ |
安全性 | シートベルト×/転落防止× |
三輪車(手押し棒あり/なし)・キックバイクの3通りに変形します。
価格は高めですが、作りはかなりしっかりしており、デザインも洗練されています。
キックバイクモードがめちゃカッコいいので、仮面ライダーが好きな男の子は気に入るかもしれませんね。
紹介させていただいた三輪車は、大手ECサイト(amazon、楽天、Yahoo!)でも人気の車種です。
自転車も気になるという人は、自転車にもへんしんするキックバイクがおすすめ
最近は小さな子ども用の自転車も多く売られているため、自転車のことが気になっている人もいると思います。
キックバイクの中には、ペダルの着脱が可能な自転車にへんしんするモデルもあります。
最初はキックバイクで遊び、自転車デビューの時期になったらペダルを後付けするといった流れです。
キックバイクですがブレーキもしっかり両方に付いており、幼児用の自転車と比べ軽いといった特徴があります。
軽いとバランスが取りやすいため、補助輪なしで乗りやすく、自転車デビューにもぴったりなモデルです。
STRIDER(ストライダー)14x
注目ポイント | 詳細 |
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対象年齢 | 3歳半〜7歳 |
サドルの高さ | 38〜55cm |
重さ | 5.5〜6.5kg |
ブレーキ | あり(両方) |
ペダル | 付属 (付け外し可能) |
スタンド | なし |
タイヤ | EVAタイヤ |
ペダルユニットを着脱することで、ランニングバイクモードとペダルバイクモードを切り替えることができます。(切り替えると重さが変わります)
14インチの大きめサイズなので、3歳半からですが7歳まで長く乗ることができます。
【まとめ】三輪車とキックバイクで迷ったらどっちにも変形できるへんしんバイクがおすすめ
三輪車とキックバイクは、どちらを選んでも子どもの成長に大切な力を身につけることができます。
明確にどちらが優れているということはありません。
この記事では6つの項目で比較しましたが、他にも比較できる要素はたくさんあると思います。
子どもの年齢・体格・性格・運動能力などを考えながら、ママやパパが何を重視するかでどっちが子どもに合っているかは変わってきます。
店舗で実際に乗ってみて、子どもの意見を聞いてみるのも大切です。
三輪車とキックバイクで迷ったときは、どちらにも変形する「へんしんバイク」を選んでみてはいかがでしょうか。
迷った時はどっちも良いとこどりして、子どもに長く遊んでもらいましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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